栄養バランスが取れているのか、食べ過ぎで太らないか、食事の回数はこれでいいのか、色々心配。食べてはいけないものもあるんでしょ?
ペットのごはんはだらだら食いであげていいものだけ与えればOKです。
もくじ
ペットのごはんは「だらだら食い」がベター
テレビCMでは、飼い主が食べ物を準備するとペットが駆け寄ってきて際限なく食べちゃう・・・ように見えますよね。
うちのペットはあんな風に食べてくれないなあ~フードが合わないのかな?と思ってる飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
でも、大丈夫!ペットも人間と同じで、お腹が空いてたら食べるし、おなか一杯になれば食べるのをやめるのが普通です。

食欲にムラがあるのは人もペット同じですね。
人間もそうなのですが、ペットの内臓にとっては「ダラダラ食い」が一番負荷がかからないのは、ご存知ですか?
つまり、食事はこまめに出してあげるのが良いということ。だから、「勢い良く食べてくれない〜!」なんて心配はしなくて大丈夫なのです。
でも(特に仕事をしている飼い主さんにとっては)「ダラダラ食い」をしてもらうために、こまめに食事を与えるのはちょっと大変ですよね。
目安をお伝えしておくと犬は1歳くらいまで、猫は半年くらいまでは、1日3~4回の食事、それ以降は1日2回の食事でOKです。
特に猫は「ダラダラ食い」するため、与えた食事がそのまましばらくお皿に入っている、ということも多いので、フードを与える回数については、あまり神経質にならずとも大丈夫です。
ペットのごはんは1種類・完全栄養食のフードでOK
さて、では食事の内容はどうでしょう。
「美味しく食べてほしいから、いろんな食事(たまに人間と同じもの)を用意している」・・・という方もおられるかもしれませんが、ちょっと待って!
ペットフードは「完全栄養食」として作られています。
これはつまり、1種類だけを与えればよいということなんです。
逆に、複数の種類のフードを同時に与えてしまうと、
① フードを食べなくなったときに、単にフードが好みでないのか、それとも体調の変化が発生したのか判断が付きにくくなってしまう
②ペットがグルメになってしまって偏食になり、完全栄養食であるペットフードを食べてくれなくなる
のような弊害を起こしてしまうことまであるんですよ
ただ、ペットもずっと同じ食べ物を与えられ続けていると飽きてしまう、ということはあるようです。
ですから、ペットフードをローテーションで出すのはもちろんOK。
しばらくこのフードを食べさせたら、しばらくはこっちのフードで・・・と上手にやりくりしてみてくださいね。
また、ペットによってはアレルギーを持っていることもあります。
ペットを譲り受ける際には、オーナーからどのペットフードを食べているかをしっかり教えてもらい、基本はそのペットフードを使い続けるのが安心です。

突然食べてくれなくなった、最近食欲が無いみたい…など、気になることがあったら獣医さんに相談しましょう。
まとめ
最後に、「どんな食べ物を避けたらいいですか?」と飼い主さんに聞かれることがあります。
もちろん、ペットに与えると危険な食材はいろいろとありますが、
その前に何よりも大切なのは「あげてはいけないものを避ける」ではなく、「あげていいものしか与えないこと」。
「ペットに私が食べてるこれ、あげてみようかな・・?」とふと心をよぎったら、ぜひこの言葉を思い出してくださいね

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わんちゃんやねこちゃんが食べると危険な食べ物については以下のブログで詳しく解説しています。
愛するペットに健康でいてもらうためにも獣医さんのアドバイスを参考にしてみてくださいね。