飼い主さん必見!アメリカンショートヘアが患いやすい2つの病気とは?

2021年3月9日

アニポス提携獣医師
鳥海早紀先生

皆さんこんにちは!獣医師の鳥海です!
今日は人気の猫種であるアメリカンショートヘア、通称アメショちゃんについてお話ししたいと思います。

アニー先生
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アメリカンショートヘアはどんな猫?

アメリカンショートヘアは大きく丸いお目目が特徴的で、口元がむっちりしていて短いしっかりとした毛がモコモコの愛らしい猫ちゃんです。
保険会社さんの集めたデータでは、毎年人気上位に食い込み日本で昔から根強い人気がある猫ちゃんとして知られています。

みなさん、アメリカンショートヘアというと美しいシルバーの縞模様の猫ちゃんを想像するかもしれませんが、実は思ったよりたくさんの毛色があるのをご存知ですか?
普段イメージするシルバー模様はシルバータビーと呼ばれますが、そのほかにもレッドタビーや縞模様なしの毛色、3色の毛色を持つアメショもいたり、毛色は30種以上にも及ぶと言われているそうです。

性格は基本おおらかですが、原産地であるアメリカではワーキングキャットつまりはネズミ退治のお仕事をする猫として活躍していたので好奇心は旺盛、運動も大好きなのがアメショちゃんの特徴です。
おうちではしっかり、遊べる環境を用意してあげてくださいね!

それではそんなアメリカンショートヘアに気をつけて欲しい病気をご紹介したいと思います。

アメリカンショートヘアに気をつけて欲しい2つの病気とは?

1.肥大型心筋症

まずは、心臓の病気についてです。
肥大型心筋症と言って、心臓の筋肉が分厚くなり心臓の重要な働きである血液のポンプ機能が弱くなってしまう病気です。中年齢以上で特によく認められるようになるので、要注意です。
体に十分な血液が送られにくくなるため、体が疲れやすくなると言った症状が起こり、気づく飼い主さんもいらっしゃいます。
しかしそれ以外に目に見える症状が少なく、元々温和な性格のため変化に気づきにくく病気が進行してから気づくことがほとんどです。
重症化すると不整脈を起こしたり、大動脈血栓塞栓症により後肢が麻痺するといった症状が認められ突然死につながる恐れもあります。
病気に気づくためには、運動量の日々の観察と定期的な健康診断が重要です。

2.多発性囊胞腎症

次に、アメリカンショートヘアに特徴的な病気として多発性囊胞腎症が挙げられます。
病気の名前の通り、 腎臓に小さな嚢胞が多数できる病気です。嚢胞とは、分泌物が袋状に貯まる状態のことです。
この病気は、遺伝性とも言われており、嚢胞は加齢とともに増えていき、一つ一つの嚢胞が大きくなっていきます。それに伴い、腎臓の機能が失われ腎臓の機能が悪くなってしまう病気です。
症状としては、お水をよく飲むようになりそれに伴い尿量が増えたり、食欲が減ってきたり、吐き気などが見られることもありますが病気の進行はかなりゆっくりであるため、症状に気づきにくいこと多く、先ほどの心臓病と同様に病気の進行してから気づくことが多いです。
早期発見のためには定期的な腎臓のエコー検査がおすすめです。

アニー先生
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少しでも異変を感じたら動物病院へ相談してみてくださいね。

まとめ

健康診断で動物病院を受診する際は、事前予約が必要であったり、事前準備(検査のための絶食など)や注意事項を確認しておくと当日スムーズに検査が行えます。受診予定の動物病院に一度電話で確認してみてくださいね。

いかがでしょうか?病気は早期発見すれば、重症化することを防ぐことができます。ぜひ、大切な家族であるアメリカンショートヘアちゃんに健康でいてもらうためにも、日頃から観察・定期検査されることをご検討くださいね。

著者・鳥海早紀先生のプロフィール 

元動物病院院長。現在はSNSを駆使し、獣医師の仕事のリアルや、獣医師を目指す人達に向け情報を発信中。

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