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ちょっと知りたい犬・猫の睡眠エトセトラ〜毎日一緒に寝てもOKですか?

2021年11月16日

ブログ著者の写真

アニポス獣医師
あぷ理先生

わんちゃんがヘソ天でぐっすり、猫ちゃんがゴロゴロ喉を鳴らしながら・・・ペットの寝姿は、お疲れ気味の飼い主さんをいつも癒やしてくれていることでしょう。
でも、その愛らしさについてはいくらでも語れるのに対し、ペットの「睡眠」そのものについては、意外と皆さん知らないのではないでしょうか
今回は、わんちゃん・猫ちゃんの睡眠について、どんな環境が睡眠に最適なのかといった、飼い主さんに知っておいていただきたい情報も合わせ、あれこれお話してみようと思います。

犬の睡眠〜平均睡眠時間や睡眠サイクルは?

平均睡眠時間 12~15時間 
子犬や老犬  18時間
浅い睡眠と覚醒を20分間隔で繰り返す

犬の平均睡眠時間は12〜15時間と言われています。
子犬や老犬では18時間と、もっと長くなります。
聞かれたことがあるかもしれませんが、睡眠には浅い眠り(レム睡眠)と深い眠り(ノンレム睡眠)の2種類の状態があります。
人間の場合、深い眠りであるノンレム睡眠が眠りの80%を占めています。
しかし犬の場合は、眠りの80%が浅い眠りのノンレム睡眠であり、さらにこの浅い眠りと覚醒状態というサイクルを、たった約20分という短い間隔で繰り返しているという研究データがあります。
これは外敵に襲われてもすぐに行動できるようにという、野生の名残りだと考えられています。

犬の睡眠〜眠る姿勢

犬が寝る姿勢には、犬の気持ちが現れていると言えます。

・丸くなって眠る     
一般的な寝姿 体表面積を小さくし寒さから体を守る
・伏せの姿勢のまま眠る  
緊張している 外敵に襲われた場合でも対応できるようにスタンバイ
・横向きになって眠る   
 リラックスした状態
・仰向けでお腹を上にして眠る(ヘソ天) 
急所であるおへそを天井に向ける無防備な体勢 暑い場合にもこのような姿勢で眠る

猫の睡眠〜平均睡眠時間や睡眠サイクルは?

平均睡眠時間 13~16時間
明け方と夕方に活発になる

猫の平均睡眠時間は13〜16時間で、犬よりもちょっぴり睡眠時間が長めです。
犬と同様に浅い睡眠(レム睡眠)が大半で、回数をわけて短い睡眠を繰り返す眠り方をします。
人と暮らすようになり、人の生活リズムに合わせるようになってきてはいますが、 猫は基本的に 「薄明薄暮性」(はくめいはくぼせい)の動物で、 夕暮れや早朝など薄暗い時間に活発に動く動物です。

猫の睡眠〜眠る姿勢と気温の関係

・丸くなる 
一般的な寝姿 
・香箱座り(前足を折りたたむように曲げて体の下に入れる姿勢)
リラックスしている証拠
・狭くて高いところに入って眠る 
一見窮屈そうに見えるが、猫にとっては安心できる睡眠場所
・仰向けでお腹を上にして眠る(ヘソ天)
かなりリラックスしている証拠

猫の寝姿について、気温との関係を調べたドイツの動物学者がいます。
猫の寝る姿勢には、リラックスできているかに加え、気温が大きく関連していると報告されており、
「気温が13℃以下では頭を体にピッタリ潜り込ませて丸くなるが、温度が上がるにつれて猫の体が解けていく。気温が21℃以上になると前脚を前に出して体を伸ばす」と報告されています。
たくさんの猫の寝姿を真剣に調べた学者さんがいると思うと、なんだかほんわかしてしまいますね。

犬や猫が眠るのに快適な環境とは

○クレートは犬猫が大好きな「暗狭」場所

経験からご存知かもしれませんが、犬や猫は暗くて狭い場所を好みます
クレートはその意味でもまさに暗くて狭い場所。
犬を日頃からクレートに慣らしておけば、「クレート=安心して眠ることができる場所」と認識するようになります。
そうすることで、ペットホテルを利用しなければならない時や、病気で入院しなければならない時などにもストレスを最小限にすることができます。
猫ちゃんも、日頃からキャリーを安心できる場所としてならせておくといいですね

ポス代
ポス代

緊急時のストレスをすこしでも軽減するためにもクレートやキャリーを日常的に使って見よう♪

○犬猫がよく眠れる環境を

さきほど説明したとおり、浅い眠りの時間が多い犬や猫。
それゆえ睡眠中も音に敏感です。
車の通りのある窓際や、テレビの近くなどを避け、直射日光やエアコンの風が直接当たらない場所が睡眠に最適な環境と言えます。

○飼い主さんとの一緒寝には問題も

愛犬や愛猫と一緒のベットで寝ているという飼い主さんもいるのではないでしょうか?
お互い寝返りなどの振動で睡眠を中断されてしまい睡眠の質が下がる可能性があります。
また、飼い主さんと一緒でないと眠れないようになってしまうとペットホテルを利用しなければならない時や、病気で入院しなければならない時などストレスとなってしまいます
飼い主の足元で寝ているような場合には主従関係ができていますが、 飼い主の上や飼い主の枕元で眠るような場合には主従関係が逆転している可能性もあり危険です。
たまに一緒に寝るというのはいいのですが、毎日一緒じゃないと眠れないということにならないように、ケージやクレートで寝る癖をつけることも重要です。

○寝姿で体調管理を!

眠っているのにいびきをかく、途中で起きて夜鳴きをする、いつもと寝る姿勢が違うなど、不眠のサインかもしれません。
また寝ている途中で起きて体を痒がる、咳をするなど病気の症状で睡眠を邪魔されている場合など早めに病院へ相談しましょう。

ポス代
ポス代

寝姿から病気のサインを見つけられることもあるんだね!

よく考えたら、じっくり見たことなかったかも…!

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