スコティッシュフォールドのなりやすい3つの病気とは?

2020年8月18日

アニポス提携獣医師
鳥海早紀先生

スコティッシュフォールドは人気猫種ランキングでも上位の人気の猫種。
ですが、スコティッシュフォールドが患いやすい病気があるのをご存知でしょうか。
どんな犬種・猫種でもなりやすい病気がありますから、あらかじめ知っておいて、日々の生活の中で気が付けるようになっておきましょう!
この記事では人気猫種のスコティッシュフォールドがなりやすい病気についてお話します。

スコティッシュフォールドはどんな猫?

スコティッシュフォールドはおれ耳が特徴的で、マルッとしたお顔が可愛い猫です。保険会社アニコムさん提供の、2020年人気猫種ランキングでも堂々の1位に輝いているスコティッシュフォールド。

何と、12年連続の1位を記録しているようです。確かに診察でも見かけることが多いです。

スコティッシュフォールドの気にすべき症状3つ

1.耳の炎症
2.骨軟骨異形成症
3.おしっこ関連の病気

1.耳の炎症

おれ耳さんだから、お耳がどうしても汚れやすいです。
汚れをそのままにしておくと、汚れにバイ菌が増えて炎症を起こします。この状態を外耳炎と言います。
とても痒いので、スコティティッシュフォールドちゃんが耳を掻いている様子に飼い主さんが気付いて、ご来院されることが多いです。
外耳炎が悪化していくと中耳炎や内耳炎に発展してしまう場合もありますので、注意が必要です。
悪化させないためには、定期的に耳の汚れのチェックが大事です。でも、警戒心の強い猫はなかなか耳を触らせてはくれません。日頃からコミュニケーションをとり、耳を触らせてもらえる信頼関係を築きましょう。そして、耳の中をチェックしてくださいね。

2.骨軟骨異形成症

みなさんはこの「骨軟骨異形成症」の名前を耳にした事はありますか?
これは、遺伝性の病気で、成長とともに進行します。
動物の関節には、滑らかに動かすための、関節軟骨という柔らかい骨があります。骨軟骨異形成症ではこの部分が成長とともに構造的な異常を起こします。
実はスコティッシュフォールドちゃんのチャームポイントである「おれ耳」も、軟骨の変化によるものなのです。
また、骨瘤という、関節が硬いコブのように腫れ上がる症状も特徴です。こうなった関節は滑らかな動きをすることができず、慢性的な痛みを引き起こします。
飼い主さんは日頃から猫ちゃんの歩き方をよく観察してあげましょう!
「関節の腫れ」「四肢の動きの異常」「足を触ると痛がる」などに気づいてご来院されることが多いです。

3.おしっこ関連の病気

スコティッシュフォールドはおしっこ関連の病気になりやすいです。
特に、おしっこの中のミネラル成分が固まり石ができる、尿石症という病気です。
膀胱に石ができてしまう事は猫ちゃんでよくみられます。
石と言うと大きなものを想像するかもしれませんが、実際には砂のような細かい石から小石程度まで様々です。この石により、おしっこの通り道や出口に詰まり、おしっこが出なくなることがあります。おしっこは体の毒素を外に出すと言う大変重要な役割を担っているため、出せなくなってしまうと、命に関わることもあります。異変に早く気付いてあげることが重要です。
この病気の症状としては、おしっこを頻繁に行く、お尻をしきりになめる、血尿、があります。飼い主さんは、猫ちゃんのおトイレの様子も気にしてあげてくださいね。

まとめ

病気は早期発見すれば、重症化することを防ぐことができます。健康でいてもらうためにも、日頃から観察してくださいね。

著者・鳥海早紀先生のプロフィール 

元動物病院院長。現在はSNSを駆使し、獣医師の仕事のリアルや、獣医師を目指す人達に向け情報を発信中。

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