ペットのシャンプーはどうするのが正解でしょうか?
犬も猫も人と事情が異なるため、適切な方法で洗ってあげる必要があります。
猫は不要、犬は3週間に1度に専用シャンプーで。
もくじ
ペットにシャンプーは必要?
・猫は、基本的には必要ありません。
・犬は、3週間に1回程度で大丈夫です。使うシャンプーは犬用を選び、自分のワンちゃんの肌に合うか合わないかを見極めて選びましょう。
猫にシャンプーは基本要りません
猫はシャンプーは基本要りません。自分でグルーミング(毛づくろい)するから、わざわざ人間が洗ってあげる必要はないのです。ただ、猫は狭いところに入り込んでほこりまみれになることがあります。そんな時は、シャンプーするのではなく、固く絞ったタオルで拭いてあげたり、ブラッシングして、ほこりを取ってあげてください。
というものの、猫は絶対シャンプー不要、というわけではありません。皮膚病があったり、毛のもつれがあったら、必要に応じてシャンプーしましょう。間違って水を浴びてしまったとかいう時は、送風で乾かしてあげてください。ちなみに、猫は、犬と比べると細菌が原因の皮膚病にはかかりにくいとされています。

猫はよく毛づくろいしてますよね。
犬のシャンプーの頻度は3週間に1回を目安に
犬のシャンプーの頻度の目安は3週間に1回。「3週間」は犬の皮膚のターンオーバーの頻度です。人間と同じように毎日…という飼い主さんもいらっしゃるかもしれませんが、あまり毎日やりすぎると、逆に皮膚炎になってしまうかも。犬の皮膚は、人間の四分の一の厚みしかありません。なので、熱にも弱く、ドライヤーも熱い温度は苦手なのです。
しかし、一方で十分に毛を乾かさないと、雑菌の温床になってしまい、匂いや病気の原因になってしまいます。
犬のシャンプーの選び方
犬のシャンプーの選び方ですが、人間のものではなく、犬用のシャンプーから選びます。
人間の肌と犬の肌はPH値が違います。犬用のシャンプーを使ってあげたほうが、犬の皮膚にやさしいのです。犬用のシャンプーを切らしてしまったときは、人間のシャンプーではなく、人間が使っている固形石鹸のほうが安心です(固形石鹸はアルカリ性)。
犬用のシャンプーも種類がありますが、そのワンちゃんによって、合う・合わないがあったりします。人間でも敏感肌の方もいらっしゃるように、使ってみて、かゆみがでていないか、ふけや湿疹が出ていないかをチェックしましょう。
よくすすぎ、乾燥は「送風」で
シャンプーで種類よりも大事なのは
・よくすすぐこと
・よく乾かすこと
・すすぎも乾燥も、温度は人間よりも低い温度で。
シャンプーで種類よりも大事なのは
・よくすすぐこと
・よく乾かすこと
・すすぎも乾燥も、温度は人間よりも低い温度で。
35度~37度のぬるいお湯でよーくシャンプーを洗い流しましょう。シャンプー成分が残っていると刺激になって、病気の原因になります。乾かすときも、温度に注意。ドライヤーの「送風機能」で「しっかりと」乾かしてください。湿り気が残っていると、雑菌が繁殖するので、しっかり乾かしましょう。でも、ドライヤーの「温風」は禁物。人間がドライヤーで使う「温風」は、犬には熱すぎです。

シャンプーは、洗うほうより「すすぎと乾燥」が大切です。
まとめ
日本人は匂いに敏感なので、ペットのにおいが気になる、シャンプーしたい、と思ってしまいますが、ペットの匂いについては、また別のブログでお話します。自分のペットの「いつもの匂い」を把握しておくことも、大事なんですね。

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