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トイプードルに多い病気

2021年8月10日

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アニポス獣医師
あぷ理先生

JKC(ジャパンケンネルクラブ)の2019年犬種別登録数もダントツで1位なのがトイプードル。
毛が抜けにくく、小型で、性格も友好的な子が多く飼いやすいのが特徴です。

アニー
アニー

トイプードル…もふもふで可愛いよね♪

今日は、トイプードルの飼い主さんにはぜひ心にとめておいていただきたい、トイプードルによく見られる病気を紹介していきます。

①膝のお皿が脱臼してしまう「膝蓋骨脱臼」

膝蓋骨(膝のお皿)が脱臼する病気で、生まれつきや成長期に見られる「先天性」事故などケガによって突然脱臼する「外傷性」があるのですが、犬ではほとんどのケースが先天性の膝蓋骨脱臼です。
内側に外れる内方脱臼と外側に外れる外方脱臼の二種類があり、 その中でも1~4のグレードに別れます

グレード1、2
正常時には脱臼は見られず、たまに足を痛がったり散歩中にケンケンしてしまったりと時折症状が見られることもありますが、一般的には生活に支障がないことが多いです。

グレード3、4
常に膝蓋骨は脱臼しており、歩き方がおかしくなったり、痛みが出たりと多くの場合には症状が見られます。

治療
内科療法と外科療法があり、どの治療法を行うかは症例によって違いますので、かかりつけの動物病院でよく相談するといいでしょう。

予防
先天性の膝蓋骨脱臼を防ぐことはできませんが、日頃の生活を膝に負担がかからないようにすることで、痛みが出るのを予防することはできます。
フローリングなど滑らないようにカーペットを敷く、パットの間の毛は綺麗に処理する、高いところからジャンプするなど膝に負担がかかるような運動は避ける、太らせないなど日常生活を気をつけることが大事です。

②息が苦しくて咳が出る!辛い「気管虚脱」

気管が細くなり呼吸が苦しくなったり咳が出る病気です。
気管は通常、ホースのような形をおり、気管軟骨がその形を保っています。
しかし、 気管が潰れたような形になるため気道が狭くなり異常な呼吸音がしたり、咳が出ます
レントゲンを撮って、気管が狭くなっていることを確認して診断します。

治療
内科療法と外科療法があり、咳を止める薬や、消炎剤、去痰剤、気管を拡げる薬などを使います。
しかし内科療法では変形してしまった気管の形は戻すことができません。
そのため継続した治療が必要になることが多いです。
外科療法で気管の形を元に戻す方法がありますが、専門の病院で行うような手術になります。

予防
興奮させないように気をつけたり、 首輪ではなく胴輪(ハーネス)を使う、太らせないなど、日頃から気をつけることが重要です。

③足が細くて長いから・・・「骨折」

トイプードルは足が細くて長いため、高いところから飛び降りると骨折してしまう危険があります。
特に 成長期は骨が弱く、ちょっとした高さから飛び降りただけで骨折してしまうこともあります。

治療
骨折の治療は外科手術とギブス固定がありますが、安静にすることが難しい動物はギブスでの治療が難しく、手術が必要になることが多いです。

予防
日頃からソファーやベッドなどの 高いところに登らせないように、しつけをしておきましょう
また、「このくらいは大丈夫」と思うようなちょっとした段差でも、気がけて注意することで、予防することができます。

④垂れたお耳は「外耳炎」になりやすい

トイプードルは耳が垂れていて、耳の中に毛が生えるため耳のトラブルが多い犬種です。
外耳炎では耳付近をしきりに掻く、頭をブルブルよく振る、耳が臭いといった症状が見られます。

治療
耳の中で細菌やマラセチアが増えて炎症を起こしているため、耳の中の洗浄や点耳薬、場合によっては飲み薬で治療します。
外耳炎は一度悪化してしまうと完治するまでに時間がかかってしまったり、湿気が多い時期に繰り返し再発しやすかったりと一生涯に渡り付き合っていかないといけない場合もあります。

予防
耳毛を定期的に抜いたり、イヤークリーナーなど耳のお手入れをすることで外耳炎を防げます。
また耳垢の量や臭い、痒がっていないかを日頃からチェックすることで早期発見ができます。

⑤かかりやすい「流涙症」「涙やけ」

トイプードルは、「流涙症」や「涙やけ」になりやすい品種です。
涙があふれて目頭が濡れた状態を流涙症といい、涙で濡れた毛が茶色く変色したものを涙やけと呼びます。
涙は常に作られており、目を潤した後の余分な涙は鼻涙管と呼ばれる管を通り鼻や口に流れます。涙がたくさん作られてしまったり、鼻涙管の通りが悪くなると涙があふれてしまいます。

治療
治療は目薬を使ったり、鼻涙管を通す処置をする場合があります。

予防
自宅でこまめに涙を拭くことで涙やけを防ぐことができます。涙やけ用のケア用品もあります。

あに丸先生
あに丸先生

気になる症状を見つけたら早めに動物病院に相談しましょう!

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