アニポスでは「室内飼い」をおすすめしています。
もくじ
屋外は事故やケガ・病気のリスクがあります
事故やケガについて
猫はもともと警戒心が強いので、危険な場所にはあまり行きません。
でも、他の猫とのけんかでケガをする可能性があります。
自分からけんかを仕掛けなくても、相手から仕掛けられることもあります。
ちなみに、自分から仕掛ける子は顔や首周りに、巻き込まれる子は腰や後ろ足にケガをしやすいです。
見た目で出血が少なくても、骨に異常があることも。

屋外ではケンカに巻き込まれることも。
病気について
病気の原因は、寄生虫や感染症です。
寄生虫はノミ・ダニが多いのですが、これらは効果の高い駆除薬がありますので、定期的に病院で投与してもらいましょう。
特にダニについては人間にも影響を及ぼしかねないので、要注意です。
他にも壺型吸虫やマンソン裂頭条虫という寄生虫もいます。これらは薬に対して強く治療が大変です。これらはカエルや蛇などの小動物を食べると、感染の可能性が高くなります。
感染症は、ウイルスによる感染症が多く、特に「猫白血病ウイルス感染症」と「猫エイズウイルス感染症」には気を付けましょう。
ウイルス検査は血液で検査することができますが、陽性反応が出るまでには感染してから日数がかかるため、検査のタイミングも重要です。屋内飼いの猫ちゃんがうっかり外に出てしまい感染しても、外に出て間もない頃に検査しても陽性反応が出ないのです・・・
検査をして陰性であっても、外に出たらまた同じ感染リスクにさらされますので、定期的に検査するほうが安心ですね。
保護猫も屋内飼いにチャレンジしてみよう
猫ちゃんがもともと保護猫であった場合など、屋外が慣れている場合は無理に屋内飼いすると、ストレスをためてしまうこともあります。
ですが、その子の性格や、どのくらいの期間を屋外で過ごしてきたかによって、室内飼いに慣れる可能性もあります。
室内で遊べる環境(キャットタワー、キャットウォークなど)を整え、外に行かなくても満足できるようにがんばってもらいましょう。
動物病院で、その猫ちゃんの性格からおすすめの「慣れ方」を教えてもらうのも手です。
まとめ
室内だから100%安心ということはなく、誤飲で中毒になったりすることはありますから、うちの子の「いつもの状態」を把握して、変化に気づけるようにしてあげてくださいね。

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