2週にわたってお送りする、ワンちゃんのお散歩についてのお話し♪
今回はお散歩実践編!
もくじ
1日の散歩の回数と距離は?
よく、「1日にどれくらい散歩に行ったらいいですか?」という質問を受けますが
どれくらいといった明確な回数や距離は出ていません。
1番大切なのは
「犬にとって心身ともに負担のない回数や距離で行くこと」です。
その子その子によって、体の大きさや体力は違います。
もちろん、体が大きくなるにつれて必要な運動量も多くなります。
体の大きさだけでなく、犬種にもよって運動量は異なり愛玩犬に分類されるチワワや、シーズー、トイプードルよりも、牧羊犬や牧畜犬に分類されるコーギー、シェパード、コリーの様な犬種の方が必要な運動量は多くなります。
普段の散歩の中で自分の子が適度な満足感を感じ、かつ負担のない回数や距離を見つけていってあげましょう。
また、人間社会で生きていく以上、飼い主様自身の生活もあるため、人側も無理なく愛犬との散歩を楽しめる回数、距離で行くと良いでしょう。
たまにいつもと違ったルートや場所に行くことも、犬にとっても良い刺激となり気分転換にもなるでしょう。
散歩を嫌がる子は行かなくてもいいの?
どうしても室内だけでの運動ではフローリングや畳で足が滑り関節に負担をかけてしまい、
足を痛めたり、足腰に負担をかけたり、将来様々な症状が出てきやすくなります。
適度に運動をさせ、筋力を付けるといった意味では散歩に行ったほうがいいでしょう。
ですが、嫌がるのを無理に連れ出すのは良くありません。
・抱っこをした状態で散歩をし、徐々に外に慣れさせる。
・おやつやご褒美を使いながら散歩に良いイメージを持たせてあげる。
・まずは、嫌がらない場所や距離から徐々に範囲を広げていく。
など、犬にとって無理のないところから始めましょう。
どうしても散歩をしたがる時は
毎日の散歩は気分転換になり、外の環境から刺激も受けるためとても良いことです。
しかし中には、散歩が楽しみなあまり、飼い主さんの都合が悪く散歩へ連れていけない場合でも、いつもの散歩の時間になると散歩を欲求して吠えたり、行けないことに対して犬自身がストレスを感じてしまう事があります。
その場合は、毎日同じ時間や回数で行くのではなく、散歩へ行く時間や回数をランダムにすると良いでしょう。
人間と共に生活している以上、どうしても人側の都合もあります。
平日の忙しい時は少し短めに、その分休日にいつもと違う公園やいつもより少し長く散歩に行くなどをしても良いかもしれません。
夏の散歩は要注意
真夏の散歩には注意が必要です。
人よりも地面に近い犬は地面からの反射熱をもろに受けてしまうからです。
真夏の散歩はどの犬種でも熱中症になる可能性が大いにありますが、中でも 短頭種や高齢犬、心臓病のある子ではかなりの注意が必要です。
また、人は靴を履いているため分かりにくいですが、真夏のアスファルトはとても高温になっており、肉球を火傷してしまいます。
特に鉄製のマンホールは熱したフライパンの様な状態になっており、アスファルトよりも注意が必要です。
夏に散歩に行くときは、日中は避け、気温の低い早朝や夜に行くようにしましょう。
また、夏に散歩に行くときは一度地面に手を当て温度を確かめるようにして下さい。
少しでも熱いと感じたときは行くのをやめましょう。
まとめ
ここまで、散歩に関する様々なことをお伝えしましたが
1番大事なのは「犬も人も散歩を楽しむ」ことではないかと思います。
各ご家庭でそれぞれ散歩の楽しみ方があって良いのではないでしょうか。

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