8月に突入!暑い日が続きますが、皆さんいかがお過ごしですか?
今回は「夏に気を付けたい症状」をテーマに、これまで獣医の先生方に教えていただいた中から、大切なポイントを抜粋した総集編をお送りします♪
獣医師先生執筆のアニポスブログを参考にして、愛犬、愛猫と一緒に楽しく暑い夏を乗り切りましょう。♪
もくじ
熱中症対策を万全に!
30度越えが続く毎日ですが、
地面と近いワンちゃんや猫ちゃんは地熱を間近で受けることもあり、
熱中症になりやすいことはご存知ですか。
お散歩は涼しい時間帯に、は鉄則です。
また、暑い日は地面やマンホールが高温となり、アスファルトの表面が60℃以上になることも。
肉球を火傷してしまう事もありますので、お散歩に出るときは地面に手を当てて確認をしてあげてくださいね。
猫はもともと犬よりは暑さに強い動物ですが、熱中症にならないわけではありません。
わんちゃん猫ちゃん共に、熱中症になりやすいのは「短頭種」「肥満」「高齢」「心臓や呼吸器などに基礎疾患がある」などの子です。該当する場合は、日頃からこまめに様子を見てあげるとよいでしょう。
熱中症が起こりやすいシチュエーション
1.移動中のキャリー
キャリーの中は高温になりやすい密閉空間です。
夏は一部がメッシュ素材になっているなど風通しの良いキャリーを選んだり、中に保冷剤を一緒に入れておくなどの対処をしましょう。
移動が長時間になるときは、こまめに様子を確認したり、たまにキャリーバッグの中に手を入れて温度が上がりすぎていないかチェックしたりする必要もあります。
また
「ワンちゃんや猫ちゃんを車に置いてちょっとお買い物」
短時間だから、窓を開けているから、今日は涼しいから大丈夫…と思っていませんか?
絶対にやめてください!
強い日射によって車内の温度が急激に上昇することがあります。
急激な温度変化に動物たち(ワンちゃんもネコちゃんも)は非常に弱いです。
車を離れるときも、一緒に行動してくださいね!
2.お留守番
夏のお留守番では、クーラーをつけてあげましょう。
(犬は人間がカーディガンを羽織るくらい、猫は人間が半袖で快適なくらいが目安です。)
または、扇風機を活用して部屋の空気を循環させたり、防犯上可能であれば小窓を開けて網戸にしておくことでクーラーが不要になる場合もあります。
カーテンを閉めるだけでもかなり気温が下がるので、おうちにあわせて最適な方法を選んで対策をしてあげましょう。
最近ではスマート家電で室内の温度や様子を知ることができるので、導入を考えてもいいかもしれませんね。

クーラーのついていない暑い部屋に閉じ込められないよう、ドアストッパーを使うなどして密閉空間を作らないように注意しましょう。
・常に十分に水を飲めるようにしておく
・肥満の子はダイエットする
・ペット用のクールマットを活用する(ただし非常に好みが分かれます)
・こまめなブラッシングで無駄な毛を取り除いて体に熱がこもるのを予防する
なども気をつけてあげたいポイントです。
夏のお出かけは、車酔いにも注意しましょう
夏休みシーズンという事もあり、ドライブや帰省などで車を利用する方も多いのではないでしょうか。
長距離を車で移動する場合、ワンちゃんやねこちゃんも車酔いになってしまうことがあります。
乗り物に慣れていない子の場合はなおさらでしょう。
事前に獣医師に相談すれば酔いどめの薬を処方してもらえることがあるので、お出かけ前に動物病院に相談してみましょう。また、移動中も、先程書いた通りキャリーの通気に注意し、車内閉じ込めは行わないように注意しましょう。
フードが痛みやすい夏は食中毒も要注意
移動の際には途中で食べるフードを準備することと思いますが、夏はフードがいたみやすく、保管に問題があるとお腹の調子を崩してしまうことがあります。
車内保管は高温になることもあり、人の食事同様、保管には気をつけてあげましょう。
また動物用のフードにも、鮮度を保つために小分け包装されているものもあるので、利用を考えるのも良いでしょう。
ワンちゃん、猫ちゃんの体調に異変を感じたらなるべく早く獣医さんに相談してくださいね。
まとめ
今回の記事を参考に、今年の夏も愛犬、愛猫と一緒に素敵な思い出を作って下さいね。

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