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猫ママ猫パパなら知っておきたい 年齢別にゃんだふる・ライフの基礎知識

2020年11月10日

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猫の診療室モモ
谷口 史奈先生

今回は、猫ちゃんのライフステージ(年齢)別の注意点や特徴などをお話します。
猫を飼い始めたばかりの方や、これから飼いたいと思っている方に特に読んでいただきたい内容です。
年齢ごとの猫ちゃんの特徴を知って、愛猫との生活をより充実したものにしていただきたいと思います!

ポス代
ポス代

猫ちゃんと長く一緒にいるためにもしっかりとお勉強しておこう♪

<体調急変に注意!  産まれてすぐ~2ヶ月くらい:赤ちゃん>

この時期の猫はヨチヨチ歩き、視力や聴力も未発達です。
頻回にミルクを飲ませ、排泄の手助けをし、充分に暖かくした環境で育ててあげる必要があります。生後間もない猫ちゃんと一緒に暮らす経緯は様々ですが、大抵の場合は捨て猫を保護したり、保護した方から譲り受けたりだと思います。
一般的な里親募集やショップからのお迎えでは、この時期に譲渡するのは不適切
あくまでも自分で保護した猫ちゃんや、のっぴきならない事情でお世話することになった猫ちゃんの看護という認識になります。
この時期の子猫はちょっとしたことで体調が急変する場合もあるので、不安を感じたらすぐに獣医師に相談しましょう。

<人との暮らしに慣れるわんぱく盛り  生後2ヶ月~6ヶ月くらい:子ども>

離乳がすすみ、体つきがしっかりして、歯が生え変わります。
日に日に体力がつき、楽しいことだらけのわんぱく盛りです。遊んでも遊んでも足りない!という時期なので、思う存分に遊ばせてあげましょう。
ただしおもちゃやビニール、薬などの誤食に注意してください。
また、この時期に色々な体験をさせてあげることで、将来の猫ちゃんの人生(猫生?)が大きく変わってくるといえます。
具体的には、爪切りや歯磨き、投薬、通院などができる猫ちゃんになれるように、日頃から「体中を触る」「爪や歯に触る」「口を開けさせる」「キャリーバッグに入れる」などを、スキンシップに取り入れていただきたいです。
できればキャリーバッグに入れて家の周りを1周散歩するなどもおすすめ。
お出かけに嫌なイメージを持たないようにしておくと、いざという時の通院や災害時の避難の時にも役立ちます。
お散歩の際は脱走対策に細心の注意を

<避妊・去勢でストレス軽減  生後6ヶ月~1歳:青年>

生後6ヶ月ごろを目安に、避妊・去勢手術をしましょう
手術を行うことで生殖器系の病気にかからなくなるだけでなく、マーキングや発情もなくなり、人間も猫もストレスなく共生することができます。
ただし手術をした猫はしていない猫よりも消費カロリーが減り、太りやすくなります
手術をしたら成猫用のカロリー低めのフードに切り替えましょう。
まだまだ遊び盛りなのでたくさん遊んであげてください。

<年に1回は健康診断を  1歳~6歳くらい:成人>

猫ちゃんの生涯の中でいちばん病気や怪我が少なく、安定した時期と言えるでしょう。
それでも年に1回の健康診断とワクチン接種は忘れずに
ワクチンは獣医師の判断によっては3年に1回など間隔が開くこともありますが、健康診断は毎年行いましょう。
猫の1年は、人間に換算すると4-5年程度に相当しますので、毎年健康診断を行っても猫にとっては「4年に1回」くらいなのです。
またこの時期にかかりやすい病気として代表的なものに「下部尿路疾患」があります。
膀胱炎や尿石症(膀胱結石など)といった、おしっこのトラブルのことです。
排泄物の様子、排泄の回数や1回の量などは常に把握しておき、異変を感じたらすぐに動物病院を受診しましょう。

<早期発見・早期治療が大切  7歳~15歳くらい:初老>

大きく「初老」と分けましたが、人間でいう40~70代と幅広い年代です。
毛艶が悪くなったり、疲れやすくなったり、食事量が減ったりなど、加齢のサインが現れ始めます。
慢性腎臓病や慢性膵炎、甲状腺機能亢進症、歯周病、関節症などの慢性的な病気に気づくのもこのあたりです。これらの病気は目立った特異的(その病気だけに特徴的)な症状が少なく、ただの老化として見過ごされてしまうことも多々ありますが、早期発見・早期治療が何より重要ですから、高齢期に入ったら健康診断は半年に1回にすることをおすすめします。
若い頃と比べると活動量は減りますが、おもちゃで遊ぶのは好きな子がほとんどです。
スキンシップもしっかりとってあげましょう
また、本人も気づかないうちに身体能力が低下していくので、今までジャンプできたところに登れなくなったりします。思わぬ事故や怪我につながることもありますから、登りづらそうな所には台を置くなどの対処をしてあげてください。
食欲が減って痩せる子もいれば、一方で運動量が減って太る子もいます。
体重も定期的にチェックしましょう。

<おもちゃで体力に合わせた遊びを 16歳以上:老猫>

人間に置き換えると80代以上。
平均寿命を超えた長生きさんです。
一日の大半を寝て過ごす子が多いですが、狩りの本能がなくなるわけではないので、体力に合ったおもちゃで刺激してあげるのはおすすめです。
食事のムラが目立ったり、嘔吐や下痢など今までになかった症状も現れるでしょう。大抵の子は体重が減ってきます。
「そろそろ寿命かな…」と思う場面も出てくると思いますが、本人が辛そうにしていたら迷わず動物病院を受診し、生活の質(QOL)の維持につとめましょう。
人間同様、ガンや進行性の病気になる猫ちゃんも多くいます。
もしそうなったらどこまでの治療を希望するか、どんな暮らしを送るか、元気なうちから考えておくと、いざという時にパニックにならずに対処できますね。

アニー
アニー

アニーもずっと健康でいられるようにしなきゃ!

以上、年齢別の猫ちゃんとの過ごし方についてでした。
これから猫を飼う方はもちろん、既に飼っていらっしゃる方も、愛する猫ちゃんの幸せな猫生のために、ぜひ参考にしてくださいね!

今回記事を執筆してくださった、谷口院長の「猫の診療室モモ」は、こちらです。

http://momoneco.com/index.php

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